ドローン測量福岡市JR線路沿い 分筆ライン打ち合わせ
昨日測量成果物の納品を終えました。当該測量地はこれから所有権移転が行われ、3区画分譲が予定されています。そのため買主様のご了解を得て掲載しています。左が成果(地番など多少変更しています)右が分割ラインを入れたものです。
ホームページ上では確認できませんが、CAD上ではJR杭(20×20)がはっきり見えてます。斜め、直の判断は無理でした。ドローン測量をするようになり、JRや九州電力がドローン導入と言う記事をインターネットで拝見したことがあり、ここの現場でなるほど、と思いました。草刈りさえしてあれば、線路沿いの境界標を掌握するのは簡単です。
そして、土地家屋調査士の主たる業務である分筆登記ですが、上空からの写真で説明できるため、現場に行く回数も減るのでは、なかろうかと考えます。
よくあるのが、今住んでるところを残して分筆したいと言う依頼ですが、既存不適格にならないよう建築士さんの判断を仰いだり、またこの木は残したいや、障害物を避けた分筆、分割ラインの変更打ち合わせにドローン測量は有効であると考えます。(屋根が邪魔しなければですが・・)
過去には分割ラインの変更打ち合わせで、必要以上に現場に出向いた事もありますため、活用事例として掲載します。
小学生の時、人文字を作り、セスナが校庭を撮影に来たのを覚えています。田舎の親戚の家には航空写真で撮影した我が家が飾ってありました。
売主さんには、長年住まわれた我が家の思い出の写真として、お渡しすることも可能で、ドローンは依頼者とのコミュニケーションツールとしても活用できていると考えます。ご依頼ありがとうございました。