ドローン測量 i9搭載PCによるPix4d 画像解析速度(RTX3080)
CORE i9の到着に8ヶ月を要し、その後、新しいグラフィックボードが登場したので2080から3080へ,友人の進言もあり、変更することにしました。
前回同様、同じ現場で解析し比較してみました。
(現場写真91枚のジオティフデータ作成まで)
従来 COREi7 8700KCPU@3.70GHZ
メモリ 48.0GB
新型 COREi9 10980XE@3.00GHZ
メモリ 64.0GB
i7結果 一段階処理 6分15秒
二・三段階処理 30分07秒
i9結果(グラボ2080使用)
一段階処理 6分15秒 二・三段階処理 21分40秒
i9結果(グラボ3080使用)
一段階処理 6分05秒 二・三段階処理 19分15秒
検証結果
PC動作テスト ファイナルファンタジーのテストでグラボ2080使用時は評価 とても快適から3080使用時は非常に快適に変更になりました(笑・微妙)
ドローン測量を導入した当初はグラフィックボードの重要性を理解しておらず、事務所内で解析の渋滞が発生して、Pix4Dを追加して二台で解析しなきゃ駄目かなと考えた時期もありましたが、今では現場から帰って来て、30分で画像解析は終了するようになりました。
ドローン測量を開始して、ちょうど一年経ちましたが、一年でフライト140現場。無事故継続中です。その間一度、原因不明でカメラが壊れ作動しませんでしたが、日本で唯一の埼玉の工場に修理を依頼して返却に3週間要しました。今はDJI社のドローンに頼ってますが、早くメイド イン ジャパンのドローンが普及する事を願います。
ちなみに普段使用してる7年前のCPUコアi7搭載PCをテストしたところ、こんな感じでした7年もすれば最速マシーンに無惨な判定がくだってしまう。パソコンは年々、性能あがりますね。
気になる方はファイナルファンタジーベンチマークで検索されお試しされてはどおでしょうか?
記事が古くなりました。最近のPCでは↓のような結果です。
弊社が、現在サーバーで利用しているCOREi7 8700KCPU搭載のPCは2018年の時、購入したもので5年経過しています。
CPUで言うと5世代前になります。
例のごとく、同じ現場でPIX4Dの解析のスピードを比較してみました。(写真81枚)
8世代CPU COREi7 8700KCPU@3.70GHZ
メモリ 48GB グラボ2080
1段階 3分44秒
2段階25分52秒
計 29分36秒
第10世代CPU COREi9 10980XE@3.00GHZ
メモリ 64GB グラボ4070
1段階 3分16秒
2段階12分16秒
計 15分32秒
第12世代CPU Core(TM) i9-12900KF@3.20GHz
メモリ 64GB グラボ3080
1段階 2分10秒
2段階 9分24秒
計 11分34秒
時の流れは恐るべし・・2023年5月現在はCPUは13世代が発売となっています。
取引先のN社長から、PCが余ったから要らないか?と言われ購入したPCで予算40万で組んだPCが爆速と言う結果になりました。
5年前と比較すると解析の時間は3分の1。10万位のグラボは必須と思われます。
またGW中にI9搭載のPCはウインドウズ11にしたのですが、その結果、PIX4Dは解析出来なくなり、バージョンアップすることで無事動きましたが、バージョンアップは有償となり、思わぬ出費が発生しました。
自分の周りのパソコン好きな人たち、ドローン測量を行ってる同業者、また、測量機器を販売している営業の人は、上のような時間の比較をすると喜んでくれます。
また急ぎの案件と言われる物件の、初期調査では、午前二時間で調査を終わらせ、昼過ぎには、UAV図面をメールにて送信することも、可能となっています。
エビス西店 藤井